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仙台 山形内科は、あなたのホームドクターです。元気で健康な生活を送れるように患者様とともに考えていきます。
また、プラセンタ注射をはじめアンチエイジングで、明るく楽しい人生の手助けをしていければ幸いです。

ヘリコバタ・ピロリ菌 除菌治療による胃漬傷治療

ヘリコバタ・ピロリ菌

胃の中に細菌が生息していることは、19世紀の半ばには報告されていましたが、その細菌と胃炎との因果関係が実証されたのはつい20年ほど前のことです。

その細菌は「ヘリコバクタ・ピロリ菌」。
強酸性の胃の中でも生きられるこの細菌に感染すると、胃粘膜上で炎症を起こし、悪化すると潰瘍へと発展してしまいます。

ピロリ菌を発見したのは、オーストリア人医学者、ワレン博士とマーシャル先生です。二人は今年度(2006年)のノーベル医学賞を受賞されました。

 

ピロリ菌の感染率

日本人の中高年は感染率が高く、1989年の調査では40代の感染率が40%、60歳ではなんと80%がピロリ菌に感染していたのです。

感染経路ははっきりとは分かっていませんが、経口感染(口から入って感染する)であることは間違いないようで、保菌者からの口ー口感染や、飲料水やペットからの感染も考えられています。

感染の診断方法には幾つかありますが、いずれも健康保険の適用範囲内となっています。
胃内視鏡を用いて胃の組織を検査する方法(培養法、組織鏡検法、迅速ウレアーゼ試験など)や、内視鏡を用いずに、血液や呼気から検査する方法(血清抗体法、13C尿素呼気試験など) があります。

胃潰瘍のような顔をした胃がんも存在するため、当院では必ず、胃内視鏡を用いて胃の組織検査を行い、胃がんと胃潰瘍の鑑別診断をしてから、ピロリ菌の除菌治療を開始しています。

ピロリ菌を除菌するために必要なことは、一週間程度の服薬治療だけです。1週間の除菌治療の後、潰瘍が再発しないように完全に治癒させるため、8週間の治療を外来で行います。
ピロリ菌を除菌すれば、潰瘍の再発が抑えられるため、維持療法も必要なくなる等の効果があります。

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